2017-09-14 【出逢い編01】 ミレニアム 回想録 「このまま付き合ってても、先が見えへんから別れて」 時は1999年4月、小室ブームも下火になり、超大型新人、宇多田ヒカルがデビューした頃。 当時付き合っていた彼女と2ヵ月ぶりの電話がいきなりこれだった。 不思議と悲しみも淋しさもなかった。それもそのはず。 もう2ヵ月以上も会ってないし、連絡も取っていなかったのである。 彼女よりも、友達とバンド、麻雀、パチスロにどっぷりとはまっていた、たくや21歳の春だった。