どうしようもないクズ男の半生記

今年で40歳になり、人生を折り返そうとしているクズ男の半生記です。

【出逢い編02】バンドと麻雀とパチスロと

当時の僕は、実家を出て一人暮らしをしていたのですが、定職に就くこともなく、パチンコ屋の派遣バイトなどをしていました。

 

その頃のパチンコ屋の派遣バイトの主流は、2週間で1クール、時給も現在より良かったので、1クール働いて1クール休む、そしてまた1クール働く。という状態でした。

 

 仕事をしていない時は、前のバイト先の友達とバンド活動をしていました。

コピーをしたり、オリジナル曲を作ったりしながら遊び倒していました。

 

そして、夜に人数が集まれば麻雀です。

麻雀をしながら、バンドの事や、女の話に華をさかせていました。

 

朝まで麻雀の後はそのまま、みんなでパチスロに出発です。

 

今思えば、これまでの人生で一番遊んでいた時期でした。

そんな楽しい毎日だったので、彼女と2ヵ月会わなくても、それでフラれても、気落ちする事はありませんでした。

 

彼女は僕に早く就職してほしかったんだと思います。

口に出さなくても、僕はそれを感じていましたし、彼女に対して少し罪悪感もありました。

 

ただ、それ以上に毎日が楽しくて、そっちに逃げていたんだと思います。

 

しかし、そんな楽しい毎日はそんなに長くは続きませんでした。