どうしようもないクズ男の半生記

今年で40歳になり、人生を折り返そうとしているクズ男の半生記です。

【出逢い編03】ノストラダムスの大予言

皆さんは覚えているだろうか?

1999年7の月に地球が滅びる。というノストラダムスの大予言を。

 

その運命の7月まであと2ヵ月となった5月頃。

 

相変わらず僕は、気ままな生活を続けていた。

 

ただひとつ変わった事は、周りの友達だった。

 

大学生だった村田(村やん)は、就職活動の為あまり、顔を出さなくなる。村やんの家は母子家庭だったので、早くお母さんを安心させてあげたいという気持ちが強かったのだろう。

 

フリーターだった佐川(さーくん)と吉岡(よっしー)は、2つ隣の市に住んでいて、さーくんとよっしーの2人は幼なじみどうしだったので、いつも2人一緒だった。

集まる時はいつも僕の方へ来てもらってたのだが、ガソリン代や、電車代もバカにならないのか、2人とも集まるペースが極端に悪くなり始めた。

まあ、この2人とはまだこの先、しばらくはつるむ事になるのだが。

 

そして最後に、戸田(とっさん)。フリーターという名のプータロー。

ギター上手し、麻雀強し、スロット強し、のギャンブラーである。

とっさんは、いつも基本暇なので、この頃は2人で行動する事が多かった。

僕が今現在まで見てきたスロット打ちの中で一番強いスロッターでもある。

 

こうしてみんなそれぞれに事情があり、集まる事も少なくなり、バンドも自然消滅のようになってしまう。

世界が滅びる前に、バンドが滅んでしまったという事だ。

 

村やんととっさんは、何年か後の未来でまた再登場します(笑)

このあとは、さーくんとよっしーとしばらくつるむ事になるんですが...